NEWS & TOPICS お知らせ 新潟NEXTセンター
防災訓練を開催しました!
こんにちは。
SAKURA新潟NEXTセンターです
センターでは年2回、防災訓練を行っています。先日は火災を想定した避難訓練をおこないました。
SAKURA新潟NEXTセンターは、NEXT21という高いビルの15階に事業所があり、何かあった際にすぐに外に逃げることができないからこそ、日ごろから防災訓練を行うことの重要性が高いです。
最初に、座学にて火災が起きたとき気を付けることを確認しました。
・エレベーターを使用しない
・一度逃げたら戻らない
・逃げるときは姿勢を低くし、口、鼻をハンカチで覆いながら逃げる
・逃げる時は外へ逃げる
小学校などで学んだ方も多いのではないでしょうか。
火災では煙を吸い込むことで被害に巻き込まれる可能性もあるので、吸い込まない様にハンカチを普段から持ち歩くことも重要になります。
利用者さん同士で、「火事が起きそうだった時のエピソードについて」話し合いもしました。
『ヒーターの吹き出し口にほこりがあり、ヒーターを付けた瞬間爆風が吹いた』
『やかんを沸騰させたまま睡眠してしまった』
『冷凍ピザを長時間電子レンジで熱していたら電子レンジから煙が出て、ピザが丸焦げになった』
話し合う中で、私たちの日常生活の中で多くの火事の危険性があり、しっかりと気を付けなければいけないと感じました。
そのあとは実際に、NEXT21で火災が起きた想定での避難訓練として、SAKURAのオフィスがある15階から1階まで非常階段を降りました。
避難訓練中は全員ハンカチを口に当てていましたが、その状態で15階分の階段を降りるのは息が切れ、足がもつれ階段を踏み外しそうになったりした方もいたので、避難には体力を相当消費することも分かりました。
また、非常階段が急勾配気味であり、NEXT21には中央区役所をはじめとした多くのオフィスが入っている関係上、避難する人も多くなり階段に人が溢れかえり、将棋倒しの危険性もありそうだと感じました。実際に避難する際はその点も気を付けるべきポイントです。
その後は外に出て、実際に訓練用消火器を使ってみました。
訓練用なので粉ではなく水が出るタイプの消火器なのですが、初めて消火器に触った人もいたので、いい機会になったと思います。
手順としては、まず周囲の人に知らせるために「火事だ!」(訓練なので小さい声で言いました)と叫んでから、火元と過程したコーンに向かって消火器を噴射します。
最初は「火事だ!」と言うことに戸惑う人が多かったですが、訓練を重ねるうちに抵抗がなくなって言えるようになりました。また、訓練中で消火器の使い方も慣れ、ピンを抜いてから噴射するまでの動きをスムーズに行うことができました。
![](https://sakura-trust.jp/wp/wp-content/uploads/2024/04/20240315_104215_LI-1024x735.jpg)
避難訓練終了時に、利用者さん同士で、今回の避難訓練について感想を話し合いました。その中で出てきた意見を抜粋すると
・避難『訓練』であり、実際に火災が起きて避難しているわけでないので、あまり緊張感を持てず、避難訓練中に喋ってしまった。
・階段を降りる人が早い人と遅い人がいて、途中で列が離れ離れになってしまった。
・実際に避難する時、人が多くなりはぐれてしまうリスクが高いので、せめて避難場所での目印を作り、そこに集まれるようにした方がいいかもしれない。
・『人込みの中で過呼吸になってしまう』『普段と違う環境になるとパニックになってしまう』などの特性は事前に共有しておいた方がいいかもしれない。
・コンセントの埃を定期的に掃除したり、出かける時はストーブが付いたままでないかどうかのチェックなど日頃から火事を起こさないように心がけることが重要だと感じた。
など、さまざまな意見が出ていました。
今回の防災訓練は、今まで学校での防災訓練などで学んだことの復習から、実際に火災が起きた時のNEXT21からの避難方法や消火器の使用方法を新たに学んだりなど、内容的には充実したものに出来たのかなと思います。
『普段から避難経路を確認する』『火災発生時の逃げ方を覚える』『消火器の使い方を知る』今回学んだことは、今後就職する場所でも、プライベートでも活かせると思います。
危険なことは起きないことが一番ですが、もし自分が大変な災害に巻き込まれた場合、今回のことを思い出して、冷静に行動していきたいですね。
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